郷愁

さようなら、もうお目にかかることもありません。

幸福について考えた

幸福であり続けたいのだが

幸福のかたちは一つだと思う。自分の望みがかなえられることだ。
自分の望みをかなえる方法は二つあると思う。一つは、自分が周りを支配することだ。二つめは、自分の望みを叶えてくれる人間に従うことだ。
私は幸福でありたい。幸福でありづづける可能性を高めるため、自分が周りをできるだけ支配することを望んで生きてきた。自分の望みを誰か他人がかなえてくれることを期待が出来ない性格になってしまったためだ。
だが、あまりにも他人が思い通りにならないことが分かってきてしまった。ぼんやりとだが、他人を支配することも、他人に従うのも、他人が自分の思い通りになることを信じられていないと難しいのであろうことが分かったのだ。
自分の思い通りに他人が行動しないことを是認して、この社会で幸福に暮らすことは可能なのだろうか。幸福の形がうまく思い描けない

銀河英雄伝説 文庫本7巻まで読んだ感想

ラインハルトもヤンも、信念のある人間だと思う。何かを信じ続けられることは素晴らしいことだ。何かを信じ続けることが出来れば、そこには夢があり、希望があり、野望があるのだろうと思う。
幸福のかたちのひとつとして、何かを信じ続けることという条件があるのかもしれない。